常設展示と特別収蔵作品

常設の四展示室に加え、新たに七つの特別収蔵作品を追加しました。用途ではなく、気配・所作・素材の美しさで分類される、LUNIVOR の全体像をご覧ください。

第一展示室

LUNA I / 静寂のはじまり

新しい章の入口として構想された作品。初見では控えめでありながら、近づくほどに素材の密度と造形の精度が見えてきます。白い装いにも黒い装いにも静かに溶け込み、持つ人自身の気配を主役にするバッグです。

作品背景:新章の幕開けを告げる「最初の静けさ」 鑑賞ポイント:輪郭の柔らかさとハンドルのバランス おすすめ来館時間:午前の自然光が入る時間帯
第二展示室

LUNA II / 夜の余白

黒をベースにしながら、重さではなく余韻を感じさせるシリーズ。スカーフがひと筆のような役割を担い、スタイリングに静かな揺らぎを加えます。夜の都市、白い壁、静かな会話。そうした情景と呼応する作品です。

作品背景:夜の街に残る余白の美しさ 鑑賞ポイント:スカーフの結びで変わる印象の幅 おすすめスタイル:モノトーン、ネイビー、上質なウール
第三展示室

LUNA III / 光を折る輪郭

光を受けたときにもっとも美しさが現れる、明度の高いシリーズ。白や淡色のスタイリングの中で、輪郭だけが静かに浮かび上がるよう設計されています。知性と軽やかさを両立したい顧客に向けた一室です。

作品背景:白い空間に差し込む柔らかな光 鑑賞ポイント:光と影で変化する面の見え方 おすすめ来館時間:午後の穏やかな斜光が入る時間帯
第四展示室

LUNA IV / 日常を包む器

美しいものを日常に持ち込むための作品。容量、使いやすさ、品位のバランスを高次元で整えています。生活の実用に触れながらも、視界に入るたびに気持ちを整えるような、静かな強さを備えています。

作品背景:日常そのものを美しく整える器として 鑑賞ポイント:容量とフォルムの均整 おすすめスタイル:シャツ、カシミヤ、構築的なコート

特別収蔵作品

ここでは、常設展示とは異なる個性を持つ七作品を、特別収蔵品として紹介します。実用の違いだけではなく、場面・空気・気分によって選ぶためのコレクションです。

Atelier Bucket
特別収蔵 01

Atelier Bucket / 余白を束ねる器

やわらかなドローストリングの表情と、二色使いの静かな緊張感。丸みのある器のようなフォルムが、日常の所作を穏やかに整えます。

作品背景:アトリエに置かれた器の静けさ 鑑賞ポイント:口元の曲線とコードの落ち方 おすすめシーン:私的な外出、上質なデイスタイル
Écrin Vanity
特別収蔵 02

Écrin Vanity / 旅する小箱

箱ものならではの凛とした輪郭が魅力の一作。小さなジュエリーケースのように、持ち歩く時間そのものを丁寧に見せてくれます。

作品背景:私物を美しく収める小さな箱 鑑賞ポイント:ファスナーラインとハンドルの均整 おすすめシーン:旅先、ギフト、短時間の外出
Salon Tote
特別収蔵 03

Salon Tote / 凛とした構築

しなやかさと構築性を両立した、現代的なサロントート。広い面の美しさが際立ち、日中の装いに知性を与えます。

作品背景:応接空間に置かれた静かな家具 鑑賞ポイント:ハンドル根元の造形と面の張り おすすめシーン:仕事、会食、長時間の外出
Moon Hobo
特別収蔵 04

Moon Hobo / 半月の軌道

身体のラインに寄り添う半月型のシルエットが美しい一作。軽く見えながらも、落ち着いた存在感をしっかり残します。

作品背景:夜空に描かれる月の軌道 鑑賞ポイント:滑らかなカーブとファスナーの収まり おすすめシーン:日常の外出、都市散策
Nocturne Vert
特別収蔵 05

Nocturne Vert / 森影のフラップ

深いグリーンの濃密な色彩と、フラップの端正さが魅力。クラシックな品格を保ちながら、静かな個性を放ちます。

作品背景:夜の森に差すわずかな光 鑑賞ポイント:フロント金具とフラップの直線美 おすすめシーン:夕方以降の会食、特別な外出
Été Woven
特別収蔵 06

Été Woven / 夏庭の編み

編み素材の軽やかさを、レザーフレームで上質に引き締めた季節作品。陽の光の中で、素材の陰影がやさしく浮かび上がります。

作品背景:夏の庭に満ちる光と空気 鑑賞ポイント:編み地とレザーのコントラスト おすすめシーン:リゾート、夏の昼の会食
Rouge Soir
特別収蔵 07

Rouge Soir / 夕映えのクラッチ

艶を抑えた深紅とゴールドチェーンが、成熟した華やかさを演出。装いの最後に置く一筆のような、イブニングのための作品です。

作品背景:夕刻の光が残す余熱 鑑賞ポイント:横長の比率とチェーンの軽やかな緊張 おすすめシーン:レセプション、夜の会食、特別な席

美術品のように、細部にこそ物語が宿る。

展示室では、作品全体だけでなく細部の鑑賞も大切にしています。革の折り返し、ハンドルの握り心地、金具の控えめな光沢、スカーフの流れ。LUNIVOR の高級感は、一つの大きな記号ではなく、小さな完成度の積み重ねによって成立しています。

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